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逆鱗、、毎日新聞の記事から

NODA・MAP「逆鱗」 
時代のしかかる奇想譚=評・濱田元子さんの記事です。
毎日新聞 2016年3月2日 (東京夕刊)

 想像もつかない、ということは、今や希少な体験かもしれない。
この時代、たいがいのことは、あらかじめネットで調べれば想像がつく。
人魚をモチーフに、海中水族館が舞台という野田秀樹の新作(演出も)。
もちろん、そんなファンタジックな響きのまま終わるわけがない。
不穏な時代の空気が遠景に重くのしかかり、想像をはるかに超える奇想譚(たん)は、いつにも増して鋭くとがる。

 大昔にかわした人間との約束を果たそうと、人魚(松たか子)が現れた地上では、海中水族館で人魚ショーが繰り広げられていた。
時空を行き来する物語は人魚と、電報配達人(瑛太)の視点が軸となる。
野田らしい言葉遊びがあふれる。
セリフもキーとなり、見る者に思考するスキを与えないほどイメージは跳躍していく。

 松に透明な存在感があり、凜(りん)としたセリフが、つかみどころのない物語にリアルな息を吹き込む。
人魚学の権威(野田)の助手を演じる井上真央がアクの強い役を好演。
阿部サダヲ、池田成志、銀粉(ぎんぷん)蝶(ちょう)といった癖のある実力派が奥行きを生む。
一方、海や魚たちをアンサンブルの身体が描き出し、エンターテインメントたる演劇ならではの見立てのおもしろさが刺激的である(井手茂太振り付け)。

 常々、演劇は「問いかけ」と言う野田。
幕が下りてなお、想像し、考え続けさせられる。【濱田元子】

東京・池袋の東京芸術劇場で13日まで。大阪、北九州公演あり

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アクの強い役、、、そんなの真央ちゃん、今まで無かったもんね。
挑戦であり、、
井上真央の力を表現できた作品、、だよね。
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